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梅田の巨大迷路ついに解消!?新ヨドバシタワー着工

投稿日:2017年6月23日 更新日:

大阪駅の中心地のビル開発が各地で進行している。

『大阪最後の一等地』と言われるうめきた2期用地の開発に伴い周辺のビル建設計画が大きく動き出している。

 

梅田の中心の観光客にとってのランドマーク「ヨドバシカメラ梅田」。

 

平日休日を問わず、海外観光客をはじめ、家電製品などのショッピングに多くの客が訪れ、家電量販店の単独店舗の売上としては日本一を誇る。

 

 

ヨドバシカメラ横に広がる数千㎡の大きな駐車場用地。この駐車場用地に、34階建ての巨大施設の建築が本格稼働しはじめようとしている。

 

 

もともとオフィス棟、大型商業施設となる予定だった北半分の用地については、これまで暫定的に平面駐車場として利用されてきた。

今回、計画内容が変更され、「ヨドバシ梅田タワーとしてホテルを併設した商業施設(地上34階・地下4階)が計画されることとなった。

 

 

「ヨドバシ梅田タワー」の34階建ての建物には8階フロアまでを商業施設とするほか、9階から34階までを1000室を有するホテルを配置する予定で、2017年夏から工事着工し、2019年秋完成予定だ。

 

今や大阪に来る海外観光客は、大阪観光局の調査によれば1年間で941万人にものぼる。また大阪におけるホテル稼働率は、リゾートホテルの稼働率が92.0% 、シティホテルの稼働率が89.2% 、ビジネスホテルの稼働率が84.2% と、東京を凌ぎ全国で最も高い値となっている(平成28年12月観光庁調査)。

 

アジアを中心とした観光客を大阪市内中心部まで如何に誘導するか、今回の計画では、大型ホテルの設置とともに、2階に観光バスの発着が可能なターミナル施設が入る予定で、幅広い観光ニーズに対応できることが期待される。

 

さらに、これまで大阪駅からヨドバシカメラ梅田へのアクセスが非常に悪く、特に梅田駅周辺の地理を知らない観光客にとっては、「店は見えているのに、辿り着けない」「まるで巨大な迷路のようだ」そんな声が多く聞かれていた。

今回の開発工事に伴い、ようやくこうした状況が解消されることになる。

 

ヨドバシカメラと隣接するJR大阪駅を空中でつなぐ歩行者用通路がついに完成するのだ。

 

 

2017年6月末にヨドバシ店舗の南側と大阪駅が通路で結ばれる。2階部分に通路を設けることで従来のように迂回したり地上1階に降りたりせずに南北間の移動が可能となる(Aデッキ)。

2017年秋には店舗の一部を囲む回遊通路や、近隣の大型商業施設「グランフロント大阪」との連絡通路も完成する予定だ(Bデッキ)。

 

 

「ヨドバシ梅田タワー」完成時は、さらに建物の外周を歩行出来る回遊デッキが整備され各主要交通機関や周辺商業施設との回遊性と利便性の向上されることが期待される。

 

 

観光客を外から呼び込み、都心の人の流れをどう作り出すか、各企業が熾烈な競争を繰り広げ、大型の開発が進行する梅田の街は、インバウンドの大きな流れとともに変貌し続けている。

 

(大阪市会議員 前田かずひこ)

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