自民党 大阪市会議員
前田 和彦(まえだ・かずひこ)
大阪は商いの街、人情の街、西日本の経済の中心地などなど、上げれば切りがないくらい素晴らしい街。 この大阪の街をもっと魅力ある街に、住む人、そして訪れる人が幸せを感じれる街に。 政治家として人生を懸ける決意をしたのは、ある経験がきっかけでした。
私は、数年前、事故により命を落としかけましたが、運よく神様から命を頂きました。 頂いた命で、私はこれからどう生きるのか。真剣に自身に問いかけた、その答えは、この先の人生 人のために尽くし 街のためにつくし人生を全うしたい。振り返れば、私の政治家になろうとした原点は、その時だったように思います。
うめきた再開発、万博の開催、国際都市として進化を続ける街、大阪。しかし、その一方で、高い生活保護受給率、犯罪発生率、独居高齢者、 児童虐待件数の増加など、様々な問題を抱えています。
これから大阪は、未来に向けて輝きを増していけるよう、こうした課題に一つ一つ真正面から真剣に取り組み、 大阪の創生に向けた道筋をつけることは、未来の次世代に向けた政治家としての責任です。
大阪人としての誇りと、政治家としての覚悟をもって、今日も全力で走り続けます。
今年度末に閉院予定の住吉市民病院跡地に大阪市大病院の誘致することについて、大学側と「合意」した旨の市長発表に対し、委員会質疑にて追及を行いました。大阪市と大学との間で交わされた「確認書」には、引き続き協議を進めるだけで、「合意」の文言がなく、法的拘束力すらない確認書であることが明らかになりました。病院の閉鎖は刻一刻と近づいています。
市と府の二重行政の象徴とされた病院統合問題。もともと市の病院を現地建て替えるよりも府の病院と統合した方がコストが安いとの理由により、住吉市民病院は府に統合されることが決定しました。しかし、今回、当時の資料作成者を参考人招致したところ、統合するより現地で建て替えを行った方がイニシャルコストが安かったことが判明しました。二重行政解消による病院統合問題とは一体何だったのでしょうか。
今年度末に閉鎖が決定している住吉市民病院。もともと公的病院が近くに二つあることを理由に病院を閉鎖することを決めたのに、再び公的病院である大学病院を誘致することは二重行政にあたらないのか。二重行政ではないとの市の主張に矛盾が生じるのではないでしょうか。
4度の度重なる民間病院誘致の失敗の末、市から大学病院誘致の方針が打ち出されました。しかし、これまで二重行政の解消するために市立病院を閉院しているのに、新たに公的な大学病院を誘致することは、これまでの市の主張する「二重行政の解消」にならないのではないでしょうか。結局、もともと府と市の病院の間に二重行政は存在しないのではないか疑問の声があがりました。
市と府の二重行政の象徴とされた病院統合問題。もともと市の病院を現地建て替える(57億)よりも府の病院と統合した方(30億)がコストが安いとの理由により、住吉市民病院は府に統合されることが決定しました。しかし、今回の委員会質疑により、統合案が実は60億円であったことが明らかになり、統合するより現地で建て替えを行った方がイニシャルコストが安かったことが判明しました。
大阪市がタワーマンション内に児童相談所を設置する計画。ほかにも候補となる場所が存在するにもかかわらず、マンション住民たちの意見を聞かずに計画を進めようとしています。今回、タワーマンション内に児童相談所を新たに設置するよりも、他の候補地の建物を改修するほうが設置コストが安く、入所する子供たちにとっても日当たりが良く、過ごしやすい環境であることが判明しました。